埼玉県三郷市 一般・小児・審美 若松歯科医院

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食育講座 1
義務教育?!
 夏バテでげっそりしている人も、ビール腹で動けない人も、食欲の秋に向けてせめて頭の中だけでも整理しておく必要があるのではないかと思いつつ・・・  
 突然ですが、学校教育に2006年の4月から一つ項目が増えた事をご存知ですか?
知育・徳育・体育の3つに『食育』という教育が新たに加わったのです。
「今さら何を?」と思うかもしれませんが、私たち日本人が本来とるべき食事とは、どの様なものなのか、人類の歴史と進化を基に考えてみましょう。
 我々の祖先は、今から四百万年ほど前にサルとは明らかに違う二足歩行をする霊長類として出現しました。
重心の大幅な変化により、大脳の容積が増大し、手と足の動きが、分離したこともあって道具や火を使うことを覚えました。
火を利用した調理は、70万年も昔から行われていたのですが、ここで歯の構造に変化が現れたのです。
調理することで歯が、小さくなってきたのです。
 この様に歯に関しては、進化=退化という関係が成り立つのですが、バランスの取れた進化(退化)は戦前までの話です。
ポツダム宣言を受諾して、進駐軍が日本に入ってくると目に付いたのは、連合軍の体の大きさでした。
「いったい、彼らの食べ物は何なんだ?」の疑問から政府は、脱脂粉乳から始まる日本人欧米化改造計画を打ち出してしまったのです。
 春夏秋冬に合わせてその土地の産物をいただくといった身土不二の食生活から、ナポレオンが兵法の一つとして考案したといわれる栄養学を基にした栄養価の高いものを最優先させた餌を与え続けたのでした。
やがて味・形ともに食べ易い物から飲み込み易いものへと進化をし、もはや歯の機能は本来の1割も使わない様になっていくのです。
 さらに小さくなった顎に親知らずなど並ぶはずも無く、将来性に見切りを付けて抜歯となるのです。
そして、警告は親知らずに止まることは無く、他の歯にも現れ始めているのです。
 以前に「りぶる」で食育の大切さを書かせていただいてから約十年が経過しました。 ファーストフードやコンビニ食など時代と共に変化する食生活が、我々に何をもたらすのか?
家族の健康を守る食事をわざわざ学校で勉強しなければいけない世の中になってしまった事実を認識して、今一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
 私の知人に日本人の3大義務は「快食・快便・子孫繁栄!」と豪語していた者が居りますが、もはやそんな時代が到来しているのかもしれませんよ!(苦笑)

雑誌『りぶる』掲載

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若松歯科医院 院長:小島理史
埼玉県三郷市さつき平2-1-2 シティーフォーラム2F
TEL 048-958-6879